カラクムル周辺
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カラクムル周辺のリオ・ベック様式の遺跡群
ユカタン半島の付け根の中央近くにリオ・ベック様式と呼ばれる独特の装飾的特徴を持つマヤの遺跡が点在する(カラクムルもその一例)
リオ・ベック様式とは7世紀から12世紀にかけてこの近辺でみられた塔のように急峻なピラミッドの上に神殿を乗せた建築様式
ピラミッドには神殿に至る階段も作られているが、階段も頂上にある神殿も実際は使うことを目的としない装飾的な構造物(2015)
バランク ☆☆
シュプヒルの西60kmにある2つの構造物のみの小さな遺跡
奥の構造物の左側面に屋根を架けて大胆なジャガーのレリーフが保存されているがそれ以外は見るものはない
チカナ ☆☆
シュプヒルから西へ9kmほどにある中規模の遺跡
高さはないが凝った壁面の装飾が大胆かつ複雑で美しい
ベカン ☆☆☆
シュプヒルから西へ8kmほどにある比較的規模の大きな遺跡
マヤ・アーチのトンネルや高さのあるピラミッド状の構造物、壁面に施された仮面の彫像等見どころも豊富
シュプヒル ☆
シュプヒルの街の西にある小規模の遺跡
一番奥にリオ・ベック様式の彫像の施された構造物Tがあるが見ごたえはない
オルミゲーロ ☆
シュプヒルの町から直線距離にして約15km南西にある構造物が2つあるだけの小さな遺跡
高さのある構造物に施された精緻なブロック積みの彫像や壁の装飾は見られるが但しそれ以外は見るものはない