カラクムル
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カラクムル ☆☆☆
ユカタン半島の付け根、マヤ低地中部に栄えた大都市
5世紀に王朝が成立し、6世紀にはカラコルと連携して当時の最大勢力であったティカルを「星の戦争」で破るなど繁栄した
復興したティカルに7世紀末に敗れると急速に衰退したと言われる
カラクムルとは現地の言葉で「2つの丘」を意味し、発見された際に2つのピラミッド(「構造物T」と「構造物U」)が丘に見えたことから名づけられた
大きな構造物が並ぶ「プラサ・セントラル」はかつての繁栄を忍ばせるが、「グラン・アクロポリス」や貴族の住居跡とされる「ムラリャ(壁)」は今は鬱蒼と茂るジャングルの中
美しい壁画が残るとされる「アクロポリス・チク・ナアブ」は立ち入り禁止だった
石碑の数はマヤの遺跡で最も多いが、もろい材質のためその多くは風化してしまっている(2015)
プラサ・セントラル
グラン・アクロポリス
ムラリャ
石碑