関東
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茨城
瑞桜(ずいおう) ☆☆☆
高台の小学校の校庭の中ほどに立つ。さくらの周りで体育の授業が行われ、訪問時は生徒は教室からイスを持ち出し桜を囲んで給食を食べていた(2011)
般若院の枝垂桜 ☆☆☆
市街地のお寺にある墓守桜。樹齢500年の古木で幹回り5m、南北の枝張り22mと枝垂桜としては非常に大きい。大枝が折れて欠けていても古木の風情は抜群だが花付きはやや寂しい。ライトアップに映える(2022)
群馬
発地の苗代桜 ☆☆☆
りんご畑の高台に立つ。苗代作りの時期に咲くことからこの名がつく桜は他の地にもみられる(2011)
上発地の枝垂桜 ☆☆☆
山間の田圃の中の塚に立つ。西側の斜面から見ると樹の格好、花つきのよさが一層見栄えがする(2011)
千葉
吉高の大桜 ☆☆☆☆
森の合間の畑脇にたつ大きな山桜。山桜は花と同時に赤味をおびた葉が出るので見頃は花が満開となる数日間と短い(2011)
弘法寺の伏せ姫桜 ☆☆☆
込み入った住宅街のお寺の境内に咲く。里見八犬伝の伏姫の名をいただいた大振りの枝垂桜(2010、2020)
旧吉田住宅の桜 ☆☆☆
旧家の門前に咲く樹齢100年のソメイヨシノ。門前の両脇に植えられているがまるで1本の大きな桜のように見える(2016)
清瀧院のしだれ桜 ☆☆
柏市の町外れ(所在地住所は流山市)の平野部に咲く「お寺の桜」(2011)
埼玉
さきたま古墳公園 ☆☆☆☆
丸みを帯びた丘に咲く大きなソメイヨシノ。丘は高さ19mの円墳で日本最大という。よく整備された古墳公園の中にあり鄙びた風情はないが丘と桜がマッチして穏やで美しい(2018)
権現堂堤 ☆☆☆☆
桜並木と菜の花畑の取り合わせがここほど見事な場所も少ないと思う。但し、桜並木自体はソメイヨシノの一般的なもの(2010)
石戸蒲桜 ☆☆
日本五大桜に数えられる桜。白い花びらが美しいが、狭い境内でお堂のすぐそばに寄り添うように立っているためか、それほどの大きさは感じられない(2010)
航空記念公園 ☆☆☆
桜に限らず多くの樹が植えられている。ドラマ「白い春」で見た印象的な桜がこの公園のものと知り訪問(2010)
東京
六義園のしだれ桜 ☆☆☆
都区部に咲く桜としては大きな桜。大名庭園を源とする都立公園内にあるが植えられたのは昭和30年台で樹齢60〜70年。満開の時期はライトアップもされ観覧客が多い(2016)
隅田公園 ☆☆☆
浅草からほど近い隅田川両岸に整備された公園に桜が植樹されており水面とスカイツリーとの取り合わせが売り。江戸の昔からの花見の名所ではあるが桜自体には特別な風情は薄い(2017)
灯桜(ともしざくら) ☆☆☆☆
日本橋、福徳の森で期間限定で開催されたイベント。洗練されたビル街の緑のスペースに10万球ものLEDからなる桜が揺れるように色を変えながらうつろう様が幻想的(2019)
千鳥ヶ淵 ☆☆☆☆
東京のど真ん中、皇居のお堀の桜。都心とは思えないほど高低差のある切れ込んだお堀の土手に沿って枝を伸ばす桜が美しい。遊歩道も桜の密度が高く都内有数の桜の名所(2017)
目黒川 ☆☆
目黒川の両岸にソメイヨシノの桜が並ぶ。有名な花見ポイントだが目黒川は完全に護岸工事がなされたコンクリートの用水路のようで風情はない(2017)
野川の桜 ☆☆☆☆☆
一年に一日だけ、それもたった3時間だけ行われるライトアップ。地元の照明器具会社が社員の花見のために行ったたった1本のライトアップが由来。開催は開花状況と天気を見極めながら決めるため直前まで日時が決まらないが、それでも近年は大勢の花見客が押し寄せる(2019)
人里バス停のしだれ桜 ☆☆☆☆
島嶼部(とうしょぶ)を除いた東京都の本土における唯一の村、檜原村。昭和43年に植えられた比較的若いが、たわわに咲き誇る形の良い桜と三角屋根のバス停との取り合わせが絵になる。但し、2016年初の雪で大きな枝が2本折れたとのことで往時に比べるとややボリュームが落ちたとのこと。バス停は「人里」と書いて「へんぼり」と読む変わった地名(2016)
山梨
山高神代桜 ☆☆☆☆
滝桜、淡墨(うすずみ)桜とともに日本三大桜のひとつ。日本最長寿とされるが幹が折れて失われ、今はそれほど大きくはない。それでも日本武尊が植えたとされる古木は風格があり、友人曰く「杖を突きながら微笑む老人のような痛々しさが、これまた情緒があって良い」(2009)
神田(じんでん)の大糸桜 ☆☆☆☆
八ヶ岳山麓に立つ樹齢400年とされる大きな樹。訪問時はまだ花をつけていなかったが、かなり大きな樹でいつか必ず再訪したい(2009)
赤みがかった花が枝垂れた枝にたわわに咲くが樹勢は衰え気味のよう。防風のためのネットが張られ養生されている。やっとリベンジ(2014)
王仁(わに)塚の桜 ☆☆☆☆☆
畑の中の塚に立つ一本桜。方向によって八ヶ岳や冨士山を背景に見ることができる絶好のロケーションと均整の取れた枝ぶりから人気が高い。冨士山側には鉄塔があるのが玉に瑕(2009)
身延山久遠寺のしだれ桜 ☆☆☆☆
山深いお寺の境内にある枝垂れ桜。本堂脇の背の高い桜と庭側の藤の房のように枝垂れる桜のいずれも見事(2009)
乙ヶ妻(おっかがつま)のしだれ桜 ☆☆☆☆
集落背後の山の斜面に立つ大振りなしだれ桜。至近距離から見上げることもあり、大きさがいっそう際立つ。満開前に訪れたためか樹の大きさに対して花の密度がやや薄いように感じられたが美しく大きなさくら(2009)
慈雲寺のいと桜 ☆☆☆☆☆
たわわに咲き誇る大きな枝垂れ桜。やや赤みが強くボリューム感とともに見ごたえ十分(2011)
新倉富士浅間神社忠霊塔 ☆☆☆
大きく開けた眺望の先に富士山、手前に朱色の五重塔と咲き誇る桜。いかにも日本的な景色で外国人の間で撮影ポイントとして有名だが日本人としてはやや過剰な印象も。日中は逆光となるため早朝に賑わう。桜自体は普通のソメイヨシノ(2018)