仏教四大聖地
2019年11月から12月にかけてインドを旅しました
現在のネパールで生まれたお釈迦様(シャカ族の王子であったためこう呼ばれる)はインドでの修行によって悟りをひらき教えを広めた
ネパールからインドにまたがる生誕、成道、説法、入滅の4つの事跡にかかわる地が四大聖地とされ、多くの寺院が建てられている
生誕の地ルンビニには現在のネパールにあたるため
ネパール編ルンビニをご覧ください
このページでは成道、説法、入滅の3聖地について記載してあります
ブログは
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ルンビニ(生誕) ☆☆☆
ルンビニについては
ネパール編ルンビニをご覧ください
ブッダ・ガヤ(成道) ☆☆☆☆
お釈迦様はこの地の菩提樹の下で悟りを得てブッダ(覚醒者)となったとされる
仏教最大の聖地
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マハー・ボディー寺院 ☆☆☆
四面を彫刻で埋め尽くされた四角錐の形状をしたいわゆるインド様式の巨大な仏塔が天に聳える
お釈迦様が瞑想したとされる場所に菩提樹の茂る金剛座が今も残る
しかしながらこの地は近年までヒンズー教の管理下にあったためか周囲がサーモンピンクの壁で囲まれていたりと若干の違和感もある
各国寺院
考古学博物館 ☆☆
ブッダ・ガヤ周辺
前正覚山(マハーカーラ) ☆☆☆
お釈迦様が悟りを開くために苦行を積んだとされる岩山の洞窟
しかし苦行では悟りを開くことは出来ず衰弱して山を下りることとなる
スジャータ村
前正覚山を下りたお釈迦様は村娘スジャータから乳粥の施しを受けて回復、ブッダ・ガヤで瞑想によって悟りに至る
スジャータの家があった場所にはストゥーパが、村はずれにはスジャータ寺が建てられ、現在は村自体がスジャータ村と呼ばれる
サールナート(説法) ☆☆☆
悟りを得てブッダとなったお釈迦様が自分の悟った真理(法輪)を初めてかつての修行仲間に伝えた(転じた)とされる、いわゆる初転法輪の地
大きなストゥーパとインド様式の寺院があり、その周辺に各国の寺院が点在する
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ムールガンダ・クティ寺院 ☆☆☆
新しく建てられたインド様式の寺院、お釈迦様の一生が描かれた壁画は日本人画家野生司香雪の作
モニュメント・サイト
巨大なストーパ、広大な寺院や僧院が建てられたが長い間荒廃したままだった、アショカ王から献上されたアショカ・ピラーが残る
各国寺院
考古学博物館 ☆☆☆☆
大きくはないが整備された博物館、向かって左翼の一番奥にはインドで最も美しいと言われる5世紀に作られた仏像がある(写真1枚目)
クシナガル(入滅) ☆☆☆
死期を悟ったブッダが故郷へと帰る途上、ついにこの地の沙羅双樹の下で入滅した
金色の涅槃像を収めた大涅槃寺、最後の説法地、荼毘に付された場所に建てられたストゥーパがある
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大涅槃寺 ☆☆☆
ブッダ入滅の地とされ大きな涅槃仏が祀られている、隣接した釣り鐘型の仏塔がニルヴァーナ・ストゥーパ
ラマバール・ストゥーパ ☆☆
入滅後のブッダが荼毘に付された場所とされる
マタ・クワ寺院 ☆☆☆
ブッダが最後の説教を行った場所とされ、黄金の仏像が祀られている
各国寺院
博物館 ☆☆
入場料は無料になったようだったが見るべきものも少ない