アジャンタ
2019年11月から12月にかけてインドを旅しました
エローラ・アジャンタとあたかも一対であるかのように並び称せられるアジャンタ、でも中身はかなり異なります
エローラの価値は異なる宗教の併存と石窟自体の建築的な美、一方アジャンタはなんと言っても石窟内に描かれた壁画の素晴らしさ
当然壁画は修復されているのでしょうがそれにしても見事なものです
個人的にはエローラ・アジャンタではなくアジャンタ・エローラでもよさそうに思います
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アジャンタ石窟群
人里を遠く離れた山奥、湾曲して馬蹄形に流れる渓谷の崖に仏教石窟群が掘られている
紀元前1世紀〜後2世紀に開窟された前期窟(第9、10、12、13、15窟)はもとより、後期窟(紀元5〜6世紀)でもエローラの初期よりも古い
石窟内部の壁画には見事な色味が残り、保護のために必要最低限に抑えられた照明のもとでもその鮮やかさには息をのむ
仏教石窟群ということもあり壁画も日本人にはなじみやすい
壁画が第1、2、9、10、11、16、17、19、21窟が素晴らしく、建築や彫刻は第9、10、19、26窟が出色
壁画の写真撮影は可能だがフラッシュの使用は当然厳禁
第17窟からの眺望 |
全景 第20窟から |
全景 対岸ミドル・ビュー・ポイントから |