西方砂漠、クルーズ、ダイビング
2023年10〜11月、遺跡巡りからしばし離れて西方砂漠ツアー、ナイル川クルーズ、紅海ダイビングへ
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西方砂漠(バフレイヤ・オアシス)
カイロから南西へ約200kmのバフレイヤ・オアシスはオアシスというよりは砂漠地帯の巨大な盆地と言ったイメージ
日本の外務省は2023年末時点で危険レベル2に指定しているが、中心地バウィーティでホテルを営む日本人曰く「以前はリビアとの密輸ルートだったが現在は軍の管理下にあり危険はなく観光も再開されている」
ただし入境許可が必要な規制が形式上は解除されておらず、ツアーやチャーター以外の個人旅行は現地警察とのトラブルになる可能性があるとのこと
バウィーティをはじめ各集落は街歩きが楽しめる雰囲気ではなく、黒砂漠、クリスタルマウンテン、白砂漠が観光のメイン
カイロの宿でツアーを斡旋してくれるが現地の宿に直接手配を頼むことも可能。価格差が大きいので要注意
黒砂漠 ☆☆☆
バウィーティから20kmほど南西に広がる岩石砂漠。玄武岩の黒い岩石が多く全体に黒っぽく見える
ギザの3大ピラミッドやサッカラの階段ピラミッドに似た丘も見られ道路脇の丘には登ることもできる
ギザのピラミッド |
サッカラの階段ピラミッド |
山頂から |
クリスタル・マウンテン ☆☆☆
黒砂漠から70kmほど南西の白色・透明の結晶状の鉱石が広がるエリアはクリスタル・マウンテンと呼ばれる
但し、クリスタル(水晶)ではなく方解石
白砂漠 ☆☆☆☆☆
このエリア最大の景勝地。白い石灰岩が風で削られてできた様々な形の奇岩が立ち並ぶ
温泉・鉱泉 ☆☆☆
このエリアはオアシスであり水が湧くが、真水の井戸以外にも鉱物を含む鉱泉も多い。高温の温泉もあり日暮れには地元の人々でにぎわう
その他景色
ナイル・クルーズ ☆☆☆☆
前回(1988年)来た時はアスワンからルクソールまでファルーカと呼ばれる木の葉型のボートで下ったが、今回はクルーズ船で2泊3日の川下り
と言っても乗船したのは豪華客船ではなく手頃な客船(現地で予約可能)
途中、
コム・オンボ神殿、エドフ(ホルス)神殿に寄港しルクソール手前では堰を越えるため閘門(水位差のある航路を通過させるための設備)を通過
ダイビング
世界有数のダイビング・スポットとして知られる紅海。ダハブはビーチ・エントリー、ハルガダはボート・ダイビングが主流
確かに美しい海で魚影も濃くサンゴ礁も素晴らしいが、かえってそれに勝るとも劣らない沖縄や奄美の美しさも再認識
今回は水中カメラを持参しなかったため水中の写真はガイドさんが撮ってくれたものです
ダハブ ☆☆☆☆
イスラエル国境に近いアカバ湾に面し、気候が快適で物価も安いことからダイバーやバックパッカーにはよく知られた街
ビーチ・エントリーで多くのスポットに潜ることができ、格安
ハルガダ ☆☆☆
紅海のエジプト側のリゾート地
かつては海外沿いの小さな漁村であったとのことだが現在は開発が進んで整備されたマリーナを擁する観光地となった
ボート・ダイビングが主流のためダハブよりは高めだがそれでも他国に比べれば格安