トレド
2022年11月、マドリードを拠点に周辺のカスティーリャ地方や北部に足を延ばしました
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トレド
大きく蛇行するタホ川の河岸の高台にローマ帝国、西ゴート王国、イスラム王朝、キリスト教勢力と支配者を変えながら発展してきた古都
昔ながらのたたずまいを残す街並みは「16世紀で歩みを止めた町」と呼ばれる
大聖堂 ☆☆☆☆☆
一部にイスラム建築の影響を残しつつスペイン・ゴシック様式で建てられた大聖堂
天井の高い荘厳な空間に彫刻のあふれる内陣、さらにはエル・グレコはじめ多くの宗教画が掲げられるスペイン有数の大聖堂
サンタ・クルス美術館 ☆☆☆
エル・グレコ「聖母被昇天」「無原罪のお宿り」を所有するが展示点数は多くはない、日曜入場無料
「無原罪のお宿り」はブダペストへ貸し出し中で観覧できず
エル・グレコ美術館 ☆☆☆
トレドで活躍したギリシャ出身の画家エル・グレコの美術館、土曜午後(14:00以降)と日曜入場無料
12使徒の連作をはじめ単体の肖像画が多いがそれらはやや整いすぎた印象
サント・トメ教会 ☆☆☆
世界3大絵画の一角に数えられることもあるエル・グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」を所有
専用の展示室に掲げられており入場料を払って入るのもその一室のみ
サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会 ☆☆☆
ユダヤ教のシナゴーグ(会堂)として建てられたが、レコンキスタが完了した後はカトリックの礼拝堂として利用された
シナゴーグは一般に簡潔な造りでここも見学は1室のみだが白い大理石の幾何学的な2列のアーチが美しい
トランシト教会 ☆☆
イスラム建築とキリスト教建築の要素が融合したムデハル様式のシナゴーグ
ここの見学は1室のみでエル・グレコ美術館との共通券で入場できる、土曜午後(14:00以降)と日曜入場無料
サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会 ☆☆☆
トレドの町の西側にある大きな教会
ちょうど結婚式が行われていて幸運だったがその半面教会自体をゆっくり見学することはできなかった
街角