Quinary - 第五紀

オランダ


2022年12月、2022年のヨーロッパの旅最終盤にオランダにやってきました
オランダを旅したと言っても駆け足で美術館をめぐり、その移動のあいまに街を歩いたと言うのが実際のところです
オランダの美術館は撮影可能なところが多いようです

絵画等の美術品は展覧会開催のため作品を貸し借りすることも多く、せっかくお目当ての作品を目指して現地まで赴いてもあいにく貸出し中なんてこともありますが今回のオランダでは思わぬ巡り合わせもありました

今回の旅の序盤、2か月前のウィーンのベルヴェデーレ美術館のクリムト「ユーディット」は貸出中で見ることができませんでしたが、貸出先のアムステルダム国立美術館で見ることができました

また、そのアムステルダム国立美術館ではフェルメールの「青衣の女」が貸出中でがっかりしたのですが、翌日訪れたマウリッツハイス美術館で同じくフェルメールの「兵士と笑う女」がフリックコレクション(NY)から借りて展示中で差し引きチャラ、いや「青衣の女」は東京で見たことがありますが「兵士と笑う女」は初見だったので差し引き少しプラスでしょうか

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アムステルダム

オランダの首都であり運河の街
クリスマス・シーズンでイルミネーションで飾られた美しい街並みとそこここで出くわすマリファナの臭いに違和感

アムステルダム国立美術館 ☆☆☆☆

お目当てはフェルメール、所蔵する4作品のうち「青衣の女」は訪問時は貸出中で見られなかった
レンブラントの「夜警」は修復作業中、鑑賞は可能で額縁を外した状態を見られるのは今だけとは解説員の言

牛乳を注ぐ女

恋文

小径

外観

夜警(レンブラント)

自画像(ゴッホ)


ファン・ゴッホ美術館 ☆☆☆☆

数多くの作品を保有する世界最大のゴッホ美術館
「黄色い家」をはじめ今回の旅で訪れた南仏アルルでの絵も数多く見られた
また、2か月前ウィーンのベルヴェデーレ美術館では貸出中で見られなかったクリムト「ユーディット」がここの特別展で公開中だった

外観

黄色い家

アルルの寝室

馬鈴薯を食べる人々

ひまわり

ユーディット(クリムト)


レンブラントの家 ☆

レンブラントが20年暮らした家が博物館として公開されているが改装中(?)だったためか見学できず


街角


ハーグ

はい、マウリッツハイスが目的です

マウリッツハイス美術館 ☆☆☆☆

フェルメールを3点擁す、そのうえ特別展示として「兵士と笑う女」(フリックコレクション、N.Y.)が展示中でアムステルダム美術館での負けを回収
自館所有の3点は同じ部屋に飾られており、日本では信じられないことだが展示室に自分ただひとりだけという瞬間もあった

外観

真珠の耳飾りの少女

デルフトの眺望

ディアナとニンフたち

兵士と笑う女(フリックコレクション所蔵)


エッシャー美術館 ☆☆

デルフトへの移動までに時間があったので寄ったがマウリッツハイスの後だったためかいまひとつの印象

デルフト ☆☆☆

フェルメールはここで生まれ、生涯この街で過ごしたとされる
フェルメール・センターにはフェルメール全作品の複製画が展示されているが真作は所蔵いていない
「小路」のモデルとなった場所は文献等から推定されているが確定しているわけではないとのこと(生家も同様)

デルフトの眺望

小径

フェルメール・センター