グラナダ
2022年11月、マドリードから南下してスペイン南部のアンダルシア地方へ
ジブラルタル海峡を隔ててアフリカに対峙するこの地方は8世紀から約800年の間イスラム王朝の支配下にあった
今でもアラブの影響を残したエキゾチックな雰囲気を残す
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グラナダ ☆☆☆☆
1492年に陥落するまでイベリア半島に最後まで残ったイスラム王朝の都
世界的に有名なアルハンブラ宮殿を擁する
アルハンブラ宮殿 ☆☆☆☆
イスラム勢力が後退しつつあった13〜14世紀に建てられたイスラム様式の宮殿、いやがうえにも滅びの美学的なはかなさを孕む
イランなど中東に見られるイスラム建築の宮殿やモスク、庭園の美しく優れたところを一か所に集めて凝縮したかのよう
ナスル宮殿 ☆☆☆☆☆
アルハンラ宮殿の核心部、趣の異なるいくつかの部分(宮)からなる複合体
宮のそれぞれが複数の部屋と中庭をもつ複雑な構造でイスラム建築のひとつの極致、まるでテーマ・パークのようでもある
・メスアール宮
・コマレス宮
・ライオン宮
・ナイト・ビジット ☆☆☆☆
ナスル宮殿に夜間に入場できるチケットが売られている
明るい光の下で見たほうがはっきり見えるものもあるが、ライトアップされた夜の宮殿はこのうえなく幻想的
貴婦人の塔 ☆☆☆☆
ナスル宮殿東側、アルバイシンを望むパルタル庭園の崖近くに建つ展望台的な建築物
カルロス5世宮殿 ☆☆☆
外観は石造りの正方形をした無骨な造りだが内部は円形のアーケード構造、建物内の美術館はチケットが必要だが建築物の観覧は無料
アルカサバ ☆☆☆
キリスト教勢力からグラナダを守護するために築かれた要塞、アルハンブラで最も古く建てられら建造物
サンタ・マリア教会 ☆☆
ヘネラリフェ ☆☆☆
アルハンブラ宮殿から細い谷筋を渡った夏の離宮、数多くの噴水が整備され「水の宮殿」とも呼ばれるイスラム様式の庭園
大聖堂、王室礼拝堂 ☆☆☆
グラナダ旧市街に中心部にほとんど一体化して建っているが入場は別々
王室礼拝堂にはレコンキスタを成し遂げたイサベル女王とフェルナンド2世の遺骸が安置され多くの美術品も収蔵されているが撮影不可
アルバイシン ☆☆
アルハンブラ宮殿から谷を隔てた西側の丘にグラナダで最も古い時代の街並みが残る
迷路のような狭い路地に白い壁の家々が連なり美しい庭をもつ「カルメン」と呼ばれる屋敷が点在する
アルハンブラ宮殿を見晴らす広場もあるが眺めとしては思ったより見栄えはしない
洞窟住居 ☆☆☆
アルバイシンの丘の東側の石灰岩質の丘の斜面を掘って造った住居
洞窟や地下室で構成され季節を通して温度変化が少ないとされる
ワールドカップ2022 ☆☆☆☆☆
グラナダ滞在中にサッカー・ワールドカップ・カタール大会のグループ・リーグ最終戦日本-スペイン戦が行われた
スペイン相手に勝てるとは思ってはいなかったがTV観戦とは言え敵国での観戦となるため比較的中立的と思われるアイリッシュ・パブで観戦
よもやの逆転勝ちで嬉しさ爆発の半面、まずい雰囲気になるのではと懸念したが周りのスペイン人は日本人の替え歌を歌って祝福してくれた
食事