フィレンツェ
2017年6月〜7月、南回り航路の旅のギリシャに次ぐ6番目の寄港地としてイタリアを訪問しました
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フィレンツェ
ローマが永遠の都ならフィレンツェはルネサンスの都、メディチ家の庇護のもとルネサンス芸術が花開き現代にいたるまで「花の都」とも称せられる
星の数ほどある美術館や教会では数多くの美術品を見ることができるがローマとは異なり教会でも入場料がかかることが多い
ちなみに多くの美術館・教会で写真撮影可能(フラッシュ使用は禁止)
ウフィツィ美術館 ☆☆☆☆☆
メディチ家が庇護収集したルネサンス美術の殿堂、圧巻の一言
予約なしでも入れるが長時間並ぶこと必至、時間に余裕がなければ予約(有料)もしくは共通券の優先入場を利用するのも一案
パラティーナ美術館 ☆☆☆☆☆
ピッティ宮の中にある美術館のひとつ、ラファエロを多数所有している
サン・マルコ美術館 ☆☆☆☆
フラ・アンジェリコのフレスコ画の残る美術館(フラとは修道僧=ブラザーを表すイタリア語)、かつてはアンジェリコの属した修道院であった
階段正面の受胎告知が素朴で印象的
アカデミア美術館 ☆☆
かつてはシニョーリア広場にあったミケランジェロの「ダヴィデ像」のオリジナルが移され展示されている
入場に長時間並ぶ必要があるうえに他に見どころは乏しく、シニョーリア広場で寸分たがわぬレプリカを無料で見学できるだけに残念な美術館
ドゥオーモ付属美術館 ☆☆☆
ドゥオーモの装飾のために作成された美術品を収蔵、サン・ジョバンニ洗礼堂のギベルディ作「天国の扉」のオリジナルやミケランジェロの「ピエタ」も
サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥオーモ) ☆☆☆☆☆
フィレンツェを象徴する巨大かつ美しいその名も花(フィオーレ)の大聖堂
クーポラ(天蓋)はその大きさゆえに実現するための技術がないまま建設が開始され、ブルネレスキ考案による二重のドーム構造によって完成をみるまでに着工以来170年余かかった
見学は教会内部(カテドラーレ)とクーポラで別々に行われカテドラーレは無料だがクーポラは有料かつ予約が必要、いずれも長蛇の列
サン・ジョバンニ洗礼堂 ☆☆☆
ドゥオーモができるまで聖堂として使われていた美しい建物、東・南・北の3面のブロンズの浮き彫りが施された扉が有名
但し、最も美しいとされる東門「天国の扉」はレプリカでオリジナルはドゥオーモ付属美術館で収蔵・公開
ジョットの鐘楼 ☆☆☆☆
ドゥオーモの横にそびえる高さ85mの鐘楼、上部まで登ることができそこからのドゥオーモやフィレンツェの眺望がすばらしい
シニョーリア広場 ☆☆☆☆
広場東側のヴェッキオ宮前にミケランジェロの「ダヴィデ像」(保存のため現在はレプリカ、オリジナルはアカデミア美術館)があり、南側のロッジア・ディ・ランツィにも見事な彫刻群が並ぶ
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ☆☆☆
フィレンツェの鉄道駅の名前にもなっている大きな教会
メディチ家礼拝堂 ☆☆☆
赤い模様の大理石が美しい贅を凝らしたみごとな祭壇にミケランジェロの彫刻と豪華極まりないがどこか寒々とした印象を覚える
サンタ・クローチェ教会 ☆☆☆
聖十字の名を持つ大きな教会、彫刻家ドナテッロの受胎告知や十字架のイエスが残る
ヴェッキオ橋 ☆☆
アルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋、二階建て構造の1階には宝石店等が入居し観光客であふれる
2階部分はウフィツィ宮とピッティ宮を結ぶ「ヴァザーリの回廊」の一部