ルンビニ
2019年10月から11月にかけてネパールを旅しました
お釈迦様(シャカ族の王子であったためこう呼ばれる)はここルンビニで生まれ、その後インドで修行し悟りをひらき教えを広めた
ネパールからインドにかけて生誕、成道、説法、入滅の4つの事跡にかかわる地が四大聖地と呼ばれ信仰の対象となっている
成道、説法、入滅の3聖地については
インド編仏教四大聖地をご覧ください
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ルンビニ(生誕) ☆☆☆
お釈迦様生誕の地でありかつてはアショカ王が石柱を奉納するなど聖地として保護されたが、その後イスラム教の興隆により永らく廃れていた
19世紀末にアショカ王の石柱が再発見され、それ以降、発掘・整備が続けられている
生誕地に建てられたマーヤー聖堂を中心とした聖園と各国寺院が点在する寺院地区をあわせると南北4km、東西2kmにもおよぶ
聖園
お釈迦様は母マーヤー(摩耶)夫人の出産のための帰省の途上、この地の無憂樹(または沙羅双樹)の下で母の右脇から生まれ、すぐさま7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言ったとされる
寺院地区
聖園の北側には運河を挟んで各国仏教会の寺院・修道院が点在する
聖園を含むエリア全体は広大な公園のように整備されており、そのグランド・デザインは建築家丹下健三による
ワールド・ピース・パゴダ(日本山妙法寺仏塔) ☆☆☆☆☆ |
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シンガポール寺 ☆☆☆ |
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フランス寺シェチェン・ストーパ ☆☆ |
ルンビニ周辺
ティラウラコット ☆☆☆
まだ確定されてはいないもののルンビニ西方27kmのティラウラコット遺跡はお釈迦様が29歳で出家するまで暮らしたカピラバストゥ(カピラ城)とされる
ニグリハワ ☆☆
アショカ王が奉納したとされる石柱がある
アウロラコット ☆
過去仏のひとりカナカムニ仏の生誕地とされるが現在は草の茂る荒れ地
クダン ☆☆☆
悟りを得た後のブッダが帰郷した際、父である王の宮城カピラバストゥには入らずにとどまったされる場所、僧院や仏塔が残る
ゴティハワ ☆☆
過去仏のひとりクラクチャンダ仏の生誕地とされアショカ王柱が残る