ブハラ
2013年8月から9月にかけて中央アジアを旅しました
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ブハラ
イスラム世界の文化的中心地として栄えたがチンギス・ハンの襲来で灰燼に帰し、現在に残る建造物の多くは16世紀以降に建てられたもの
街にはタキと呼ばれる独特の屋内バザールや昔ながらの家屋、未舗装の道路等も残り、かつてのシルクロードを彷彿とさせる
チョル・ミナル ☆☆☆
「4つのミナレット(尖塔)」という名のかつてのメドレセ(神学校)の門番小屋、メドレセは今は失われている
旧市街の住宅地の中にありこじんまりとしているが静かな佇まいで美しい
クカリダシュ・メドレセ ☆☆
町の中心部のラビハウズと呼ばれる泉の北側にあるメドレセ
ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ ☆☆☆
ラビハウズの東側に立つメドレセ、17世紀の大臣ナディール・ディヴァンベギによって建てられた
正面アーチ上部のタイルで作られた鳳凰の図柄が美しいがやはり内部はレストランや土産物屋になっている
ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ ☆☆
ラビハウズをはさんでナディール・ディヴァンベギ・メドレセと対峙して立つハナカ(修道者の宿舎)
マゴキ・アッタリ・モスク ☆☆
5mもの地下から掘り起こされたモスク、現在内部は有料の絨毯博物館になっているが展示は少ない
ウルグベク・メドレセ ☆☆☆
1418年に建てられた中央アジアに現存する最古のメドレセ、但し現在は使用されていない
アブドゥールアジス・ハン・メドレセ ☆☆☆
ウルグベク・メドレセと向かい合って立つ
ウルグベク・メドレセよりも200年後に建てられておりアーチの装飾等はより洗練されたイメージ
タキ・ザルガロン ☆☆☆
交差点をドーム天井で覆ったバザールをタキと呼び、ブハラには南北に連なる形で3つのタキが残る
タキ・ザルガロンは一番北に位置するタキで外観が見やすく子供たちがタキの上に登って遊んでいたりする
カラーン・ミナレット ☆☆☆☆
ブハラで最も高い46mのミナレット
塔の基底部は直径9mもあり力強いシルエットでデザインも独特
カラーン・モスク ☆☆☆
カラーン・ミナレットとつながる大きなモスク
周囲は高い壁に囲まれ回廊を巡らせた中庭も広く美しい
ミル・アラブ・メドレセ ☆☆
カラーン・モスクに対峙して立つふたつの青いドームを持つメドレセ
修復中で中には入れなかった
アルク城 ☆☆☆
街の北西に位置する高い城壁に囲まれた城塞
古代ブハラ発祥の地だが幾多の戦いと破壊を経て現在残っているのは18世紀のもの
1920年にソ連に攻略されるまではブハラ・ハン(王)の居城だった
バラハウズ・モスク ☆
アルク城の西にあるハン専用のモスク
池に面した広いテラスをもち、現在は工房が入っている
チャシュマ・アイユブ ☆
堂内に預言者ヨブが杖でたたくと湧き出したという泉がある
イスラム建築では珍しい円錐形の屋根を持つ
イスマイール・サーマーニ廟 ☆☆☆
9世紀に造られた現存する中央アジア最古のイスラム建築
モンゴルの来襲でヒヴァの町の大半が破壊されたがここは当時ほとんどが土中に埋まっていたため難を逃れたと言う
小さな霊廟だが外壁はレンガの積み方で模様が作られ、彩色されていないにもかかわらず緻密で美しい
コシュ・メドレセ ☆
アブドラ・ハン、マダリ・ハンの2つのメドレセが向かい合って立つ
コシュとは「つがい」の意味
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
「月と星の宮殿」という名を持つ美しい夏の宮殿
最後のブハラ・ハン、アリム・ハン作らせた外観は西洋風、内装はアジア風と異なる様式が混在する
比較的新しいためか内部もよく保存されており部屋や天井の装飾や調度品も残っている
バハウッディン ☆☆
ブハラの町から東北東へ約14kmの場所にあり、聖人バハウッディンの廟やモスクがある
街角