西部
2013年9月から10月にかけてイランを旅しました
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チョガー・ザンビール周辺
チョガー・ザンビール(ジグラット) ☆☆☆
紀元前13世紀に造られたとされる階段状ピラミッド(ジグラット)
かつては高さが50mもあったとされるが上部は破壊によって失われている
土中に埋もれていたためだと言われるし修復もされているのだろうが、3,000年以上も昔の遺跡にしては形がはっきりしすぎているようにも見える
ハフト・タッペ ☆☆
チョガー・ザンビールよりもさらに古く紀元前2,000年頃の都市遺跡
ほとんど原形をとどめず「溶けた遺跡」状態、博物館が併設されており小さいが展示はそれなりに充実している
シューシュ遺跡 ☆☆
ペルセポリスと同時代(紀元前6世紀頃)の首都の遺跡(ペルセポリスは行政上の都ではなかった)
丘の上に城塞や町の跡がありそれなり規模ではあるが保存状態は悪くわずかに柱や彫像、遺構が残るのみ
博物館は小さいが充実しており遺跡自体よりも見ごたえあり
ケルマーンシャー周辺
ビーソトゥーン ☆☆
ケルマーンシャーの東約30kmの崖に彫られた石碑
石像や石碑がいくつかあるが訪問時はメインの石碑には修復の足場がかけられていて全く見えず
世界遺産に登録されているが見た目は今一つ
ターゲ・ボスターン ☆
ケルマーンシャーの町の北の丘にある磨崖洞窟
レリーフは見事だが規模は小さく、開けた公園内の中にあるため風情に欠ける
ザンジャーン周辺
タフテ・ソレイマン ☆☆☆☆
ザンジャーンの西約120kmの岩の山中にあるゾロアスター教の遺跡、世界遺産
丘の頂上を城壁で囲みその内側に不思議な泉が湧き神殿が立つ
人里離れた雰囲気抜群の遺跡だが交通の便が悪くザンジャーンから乗合タクシーのあるダンディまで行きその先はタクシーチャーター
ソルタニーイエ ☆
ザンジャーンの南東20kmにあるイル・ハーン王家8代目の建てられた廟、世界遺産
大きなドームを持ち天井に描かれたアラベスクが美しいが外も中も修復中で傷みも激しくわざわざ訪れる価値はない
考古学博物館 ☆☆
洋館を考古学博物館として利用しておりザンジャーン近郊の岩塩鉱で発見されたミイラの展示がある
約2,400年前に岩塩の下で圧死し塩漬けのまま保存されたと推定され"Salt Man"と呼ばれ、テヘランの国立博物館で見られるものより見ごたえあり
タブリーズ
アルゲ・タブリーズ ☆
タブリーズの街中にある巨大な城塞遺跡
14世紀に造られたもので大きく立派ではあるが城門の一部しか残っていない
マークー周辺
ガラ・ケリーサー ☆☆☆
マークーの南南東20数kmのところにあるアルメニア教会の修道院、正式名称は聖タデウス修道院、世界遺産
元々は黒い石材で建てられていたことから黒い教会(ガラ・ケリーサー)と呼ばれるが地震により失われ、現在の建物は17世紀に建てられ黄色がかった石材が使用されている
旧バーブ教寺院 ☆
マークーの街の北側にそびえる大岩壁の中腹にあるなかば廃墟のような建物
マークーの街の見晴らしはよいが寺院としては見るべきものはない