Quinary - 第五紀

エスファハン


2013年9月から10月にかけてイランを旅しました
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エスファハン

「イランの真珠」と呼ばれる古くからの文化・政治の中心地
16世紀にサファヴィー朝の首都に定められて発展し、ヨーロッパから訪れた商人たちはこの地を「エスファハンは世界の半分」と讃えた


エマーム広場 ☆☆☆

エスファハンの代名詞ともいえる美しく整備された広場、「世界の半分」かどうかは別としても圧巻
広場に面しマスジェデ・エマームやアーリー・ガーブー宮殿等が立ち回廊が巡らされている

マスジェデ・エマーム ☆☆☆

エマーム広場の南側に面した大きなマスジェド(モスク、礼拝堂)でかつては王のマスジェドと呼ばれた豪華なもの
広場に面したアーチと中央のマスジェドが45度の角度に配置された独特の造り
アーチ、マスジェドとも装飾が緻密で見事

マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー ☆☆☆

かつては王族専用のマスジェドだった
アーチから通路でつながるマスジェドのドームは規模は小さいが茶系のタイルで描かれたモザイク模様が暖かみがあって美しい

アーリー・ガーブー宮殿 ☆☆

マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーに対峙して立つ宮殿
バルコニーから広場が一望できるが訪問時は修復中
最上階の小さな音楽堂には音響効果を高めるためと言われる装飾的な穴があけられていて興味深い

チェヘル・ソトゥーン庭園 ☆

ペルシャ式庭園として世界遺産に登録されている庭園群のひとつだがいまひとつ

ハシュト・ベヘシュト宮殿 ☆

公園の中に立つ宮殿だが保存状態もよいとは言えず見に行く価値はない

マドラセィエ・チャハール・バーグ ☆

メインストリートの交差点に立つマドラセ(神学校)、修理中のためかあるいはイスラム教徒以外はだめなのか見学できず

スィー・オ・セ橋 ☆

エスファハンを東西に流れるザーヤンデ川にかかる橋は観光名所らしいが夏季は川が干上がっているため景観はいまいち

ベツレヘム教会 ☆☆

ザーヤンデ川南側のアルメニア人居住区のジョルファー地区にあるエスファハン最古のキリスト教アルメニア教会
小さな教会だが内部は厳かな感じがしてそれなりに美しい

ヴァーンク教会 ☆☆

やはりジョルファー地区にあるアルメニア教会だがドームの屋根を持ち一見イスラム教のマスジェドにも見える
敷地内に鐘楼とアルメニア博物館を持つ

マスジェデ・ジャーメ ☆☆☆

エマーム広場からバザールを抜けて北東に1.5kmほどに位置するエスファハン最古のマスジェド
遠目からもそれとわかる大きなマスジェドだが入口は小さくわかりにくい
中庭に面して四方に建てられたエイヴァーンはそれぞれ意匠が異なり興味深いがマスジェデ・エマームのような豪華さや精緻さはない

マスジェデ・アリー ☆☆

エマーム広場からマスジェデ・ジャーメへの途中にある高いメナーレ(ミナレット、尖塔)を持つマスジェド
修復中のためか中には入れず

メナーレ・ジョンバーン ☆

中心部から西に8kmほどの場所にある対になった2つのメナーレ
メナーレが揺れる造りになっており片方を揺らすともう片方も揺れる構造になっているが見栄えはいまひとつ

アーテシュガー ☆☆☆

メナーレ・ジョンバーンからさらに西に2kmほどの岩の丘の上にあるかつてのゾロアスター教の神殿
荒涼とした感じが雰囲気があってよい