Quinary - 第五紀

テヘラン、マシュハド、カーシャーン


2013年9月から10月にかけてイランを旅しました
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テヘラン

イランの首都であり人口1,000万人を超える大都市、観光地としての魅力は小さい

宝石博物館 ☆☆☆☆☆

旧王家が所有していた宝石が展示されており、それほど大きな博物館ではないが観光砂漠テヘランにあってここは必見
残念ながら撮影禁止のため写真はないがオイルマネーで世界中から買い集めた宝石コレクションは超一級
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サアダーバード宮殿博物館 ☆

市街地北部にある旧パフラヴィー王家の夏の離宮、山裾の広大な敷地にかつての宮殿が点在し現在は博物館として見学できる
公園への入場料のほかに各宮殿への入場料も必要で全般にそれに見合うかは疑問、いくつか入った中では「緑の宮殿」がまだましなほう

イラン考古学博物館 ☆☆☆

ペルセポリスやジグラット、シューシュ(いずれも後述)等の遺跡からの出土品が展示されている
イラン最大の考古学博物館らしいがそれにしてはそれほどの規模でもなく力の入った展示とも思われない

バザール ☆☆

イランのバザールは高い天井のあるアーケード型、同様のバザールは各都市で見られるが大きさはテヘランのものが最大らしい


マシュハド

イラン北東部のトルクメニスタンやアフガニスタンの国境近くに位置するイラン最大のイスラム教の聖地

ハラメ・モタッハル広場 ☆☆☆☆

一般にはハラムと呼ばれシーア派8代目エマームのエマーム・レザーが眠るイラン最大の聖地
24時間巡礼者が絶えず意外に宗教的でないイランにおいて最も宗教色の強い場所で、黄金のドームの中にあるエマーム・レザー廟は常に多くの人が密集しており近づくのも大変なほど
マスジェド(ペルシャ語でモスク、礼拝堂の意味)や展示の充実した博物館がいくつもある
ハラム全体が聖地であり中に入るには所持品を預けなければならず内部はカメラでの撮影は禁止、但し、携帯での撮影は構わないらしく多くのイラン人が記念撮影をしている

ゴンバデ・サブズ ☆

道路のロータリーにあるがわざわざ見に行く価値はない


カーシャーン

テヘランとエスファハンの中間にあるオアシス都市

フィーン庭園 ☆☆☆

ペルシャ式庭園として世界遺産に登録されている9つの庭園群のひとつ、パサルガダエ、エラム、チェヘル・ソトゥーン、ドウラト・アーバードと5つの庭園を見たなかではここが最良
整然と配置された池や噴水と建築物のバランスが美しい

タバータバーイー邸宅 ☆☆

かつての富豪タバータバーイーの邸宅、中庭に面して部屋が配置されたイラン式の邸宅でステンドグラスの部屋が美しい

アブヤーネ ☆☆

カーシャーンの南南東40kmの山中に位置する小さな村
赤いレンガ造りの家が丘に密集する景観が有名だが村は過疎化が進んでいるようで活気がない