シーラーズ、ペルセポリス
2013年9月から10月にかけてイランを旅しました
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シーラーズ
紀元前7世紀のアケメネス朝ペルシャの中心地
このあたり一帯はファールスと呼ばれその地名はペルシャの語源ともなった
シャー・チェラーグ廟 ☆☆☆☆
規模はおよばないがマシュハドのハラムと同様の信仰の場
独特の形をしたドームが美しく鏡をモザイク張りにした内部も見事
夜間も煌々と明かりが灯されドームが夜空に映える
マスジェデ・ジャーメ ☆
シャー・チェラーグ廟とつながっているが規模も小さく、シャー・チェラーグ廟が華やかに賑わっているのとは対照的にさびれた感じ
マスジェデ・ナスィーロル・モルク ☆☆☆
シャー・チェラーグ廟、マスジェデ・ジャーメから東に500mほどのところにある小さなマスジェド(モスク、礼拝堂)
中庭に面した西側の部屋のステンドグラスが美しく、午前中早い時間にはステンドグラスを通った光が床面に広がり幻想的
キャリーム・ハーン城塞 ☆☆
四隅に円筒型の塔をもつ城塞で内部は庭園になっている、入場料は高いが庭園もそれほどのものではなく外観を見るだけで十分かも
マスジェデ・ヴァキール ☆☆
中庭は修復中だったが奥の礼拝堂のらせんの列柱が独特、なぜか入場料が安かった
マドラセイエ・ハーン ☆☆
大通りから見えるタイル張りの円筒は印象的だがマドラセ(神学校)自体は特に見るべきものはない
アリー・エブネ・ハムゼ聖廟 ☆☆☆
シャー・チェラーグ廟を小さくしたようなドームがあり鏡のモザイク貼りの部屋も似た感じ
シャー・チェラーグ廟と比べると随分小さいがその分静かで落ち着いた雰囲気で来訪者も思い思いにお参りをしている感じ
ハーフェズ廟 ☆
イランで最も有名な詩人の廟、広大な公園のようになっており美しく整っているようだったが「詩人の墓」と言うのがピンとこず中には入らず
クルアーン門 ☆
シーラーズに入る幹線道路脇にあり整備された公園のようになっている、門自体はわざわざ見るために訪れるほどのものではない
エラム庭園 ☆☆
世界遺産に登録されているペルシャ式庭園で植物園になっている
池を前にした宮殿はそれなりに美しいが庭園自体はそれほどでもない、但し、たくさんの薔薇が植えられておりその季節の美しさは別物らしい
ペルセポリスとその周辺
ペルセポリス ☆☆☆
立ち並ぶ石柱や緻密なレリーフで世界的に有名な紀元前6世紀頃の古代ペルシャの遺跡
あまりに有名すぎるためか実際に目にするとがっかりする人も多いらしく、確かに列柱は思ったよりまばらで迫力に欠け、レリーフも保全のため屋根がかけられている等やや興醒めな感がなきにしもあらず
それでも2,500年前の遺跡がこれほど整然と残っているのは驚き
ナグシェ・ラジャブ ☆
ペルセポリスの北約3kmの山裾に大きなレリーフが残るがあまり見ごたえはない
ナグシェ・ロスタム ☆☆☆
ナグシェ・ラジャブからさらに北北西に3kmほどの断崖にある磨崖石窟群
紀元前5世紀のアケメネス朝期の王の墓とされ、王やゾロアスター教の神のレリーフが残る
広大な場所にあるため大きさがわかりにくいがそれなりに大きな規模のレリーフであり、それと相対するかたちでゾロアスター教の神殿がある
パサルガダエ ☆☆
ペルセポリスの北東約40kmの場所にあるアケメネス朝最初の都の跡
平原に小さなピラミッド状の王の墓やゾロアスター神殿、最古のペルシャ式庭園とされる庭園跡等が残るが見ごたえはない