Quinary - 第五紀

韓国


2023年9月、今回の旅のとりあえずの目的地フランスへの長距離フライトを避けて刻むことにした最初の寄港地
この後、ウズベキスタンとイスタンブールを経由してフランスへ

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ソウル

1987年に大韓航空の乗り継ぎの合間に航空会社が用意した半日ツアーで訪れて以来2度目の訪問
その時に何か所か回ったが記憶に残っているのはプルコギを食べたことぐらいなので実質今回が初めて
ソウルの古宮群を中心に観光

景福宮 ☆☆☆

1395年創建の朝鮮王朝の正宮、1553年の大火で焼失・再建ののち1592年の文禄の役で再度焼失
勤政殿は1867年再建されたものだが、そのほかの建造物は創建当時から近代の日韓併合・朝鮮戦争に至るまで度重なる被害を受け近年再建されたものも多い

勤政殿

景福宮最大の建築物であり国宝、大きく立派だが重厚感はいまひとつ

慶会楼

香遠亭

光化門

守門将交代式

勤政門と光化門の間の広場では時代考証されて復活した守門将交代式が行われる

昌徳宮 ☆☆☆

1405年に離宮として創建され文禄の役では景福殿とともに焼失したがこちらのほうが先に再建された
景福宮は風水上不吉とされたこともありその後も昌徳宮が正宮として使用された時期が長い
建造物群は世界遺産に登録されている

仁政殿

宣政殿

大造殿

後苑


宗廟 ☆☆

朝鮮王朝歴代の王と王妃の位牌を祀る廟
鬱蒼とした森に横一列に位牌を祀った廟と祭祀に関わる建物群が点在し厳かな雰囲気はあるが、正殿が修理中だったためか見た目のインパクトはない
世界遺産に登録されている

青瓦台 ☆☆

韓国大統領府、2022年就任の尹大統領は使用しておらず一般に公開されている
名前の通り青い大屋根の立派な建物だが、公開されているのが限定的なのか執務室・会談場・協議室いずれも写真撮影のためのセットのよう

街角


興仁之門(東大門) ☆☆☆

1396年創建、現在のものは1869年に修繕された
現在は大きな道路が交差するロータリーにその威容を誇る
韓国国宝指定第1号

明洞 ☆☆

ソウル最大の繁華街、深夜まで観光客で溢れかえり煌々と灯りがともる
ナイト・タイム・エコノミーの成功例だと思われるがバンコクのカオサン同様あまりに人工的に盛り場を用意しました的な印象

広蔵市場 ☆☆☆☆

ここも観光地化されているがまだ許容範囲か
そもそも観光客に魅力ある地域を観光地化せずに残すというのは矛盾?

食事 ☆☆☆☆

円安ウォン高で以前ほど安くはないがそれでも手ごろな値段で日本では幻となったユッケはじめ美味しい韓国料理が食べられるのは魅力的

ユッケ・ビビンパ

ソルロンタン

参鶏湯