コパン
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コパン ☆☆☆☆
現在のホンジュラスの西端、グアテマラとの国境に近いマヤの代表的な都市遺跡
BC1000以前から定住が始まりAD435年にヤシュ・クック・モと呼ばれる王によりコパン王朝が成立、マヤ最東南の文化・芸術センターとして栄えた
属国であったキリグアとの抗争により衰退し822年の記録を最後に消滅
森の中の「グラン・プラサ」と呼ばれる広場と高台の「アクロポリス」を中心とした大規模な遺跡(2015)
グラン・プラサ
芝生の広場の北側に階段ピラミッド状の「構造物4」と石碑が点在し、その南側に「球戯場」、さらに南側の高台にある「アクロポリス」にかけて「神聖文字の階段」と呼ばれる長い階段を持つ「神殿26」がある
石碑は風化していて見づらいものが多いが「石碑B」は比較的往時の雰囲気を残している、「神聖文字の階段」にはマヤ文字が刻まれ歴史的価値は高いとされるが登ることはできず保護のためテントが掛けられていて景観も今ひとつ
アクロポリス
「グラン・プラサ」の南側の高台にピラミッド状の神殿を連ね、神殿の谷間に東西2つの広場を持つ
石組は緻密ではないが高さがあって迫力はある、「グラン・プラサ」とは素材も様式も違う印象
「祭壇Q」にはコパンの16人の王が刻まれ保存状態も良好